Case

導入事例

2022/01/20

システム開発

短期入所生活介護(ショートステイ)における、荷物管理システムの開発・導入

導入前の
課題

・ショートステイにおける利用者の忘れ物の多さ

・紙媒体での管理の難しさ

導入した
目的

・忘れ物、荷物の紛失を防ぐ

・人為的なミスの削減

ショートステイで忘れ物の多さは、介護施設の課題の一つ

 介護施設の課題の一つとして挙げられるのが、ショートステイでの忘れ物です。
ショートステイは、一時的に介護ができない場合や介護する方の負担の軽減を目的として、短期間だけ施設に入所し介護を受けることができるサービスです。

短期間での入所になるため、利用者の入退所の頻度は多くなります。
また、持参する荷物も多くなる傾向にあるため、荷物が無くなったり、退所時に忘れてしまったりすることも多くなります。

紙ベースでの管理による限界

 社会福祉法人○○様では、ショートステイにおける利用者の荷物管理を紙ベースで行っておられます。
入所時に持ち物の個数や特徴などを文字で記録して、退所時にチェックするという流れです。
      

 しかし、文章で記録した特徴から荷物を判別するのは難しく、本当に同じものかどうかを見分けるのは比較的困難であるといった理由から、
紙ベースでの管理に限界を感じておられます。対応策として、タブレット端末等で荷物の写真を撮って確認する方法を併用して入退所の手続きを行っていますが、
写真と紙での記録を紐づけるものもなく、一元的な管理ができていない状況です。

荷物管理システムの機能

本システムの機能を一部ご紹介いたします。

持ち物登録

 利用者の持ち物登録を行います。写真付きで登録でき、事前に登録しておいたカテゴリーを設定することもできます。
持ち物一覧を見るときに色分けされるため、視覚的にわかりやすくなります。また、数量は入力のしやすさを重視し、電卓方式を採用しました。

持ち物チェック

 利用者の入退所の処理を行います。持ち物をすべて登録し入所ボタンを押して入所処理を行います。
登録された持ち物はカテゴリーごとに分類され、合計数が表示されます。退所時には、
持ち物があるか確認しながらチェックマークを押していきます。誤操作防止のため、
すべての持ち物にチェックがつかないと退所ボタンを押せないようになっています。

システムを導入して、荷物管理を一元化

 今回弊社にて制作を行った荷物管理システムをご導入いただいたことで、従業員の方の業務の負担を大幅に削減することができました。
写真を撮って荷物を管理する一連の流れがシステム化され、持ち主の特定が容易になり、忘れ物や荷物の紛失を防止できるようになりました。
また、大きめのボタンや分かりやすいデザインを使用することで直感的な操作感を実現し、入退所の際の荷物チェック作業も効率的に行えるようになりました。

インテックソリューションズのシステム開発

 インテックソリューションズでは、ホームページの制作から業務システムの開発まで、
お客さまの業務の効率化に向けた具体的な仕組みづくりを行っています。
システムの企画、要件定義、概要設計、詳細設計に始まり、プログラム設計、プログラムコーディング、
各種テストを経てリリースしたのちには、ご要望に応じてシステムの運用保守も担っています。

 痒い所に手が届く、そんなサービスを皆様方にご提供できるよう、日々精進して参ります。
弊社のシステムをご導入いただき、ありがとうございました。

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